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24/04/27 新潟 障害オープン |
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4月27日(土)新潟･障害オープン(芝2890ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの502kgでした。
レースでは、スタートを決めると、積極的に促しました。その後は6番手につけて最初の障害を飛越。位置を保って1度目の3･4コーナーをじっくりと回りました。インコースに潜り、ホームストレッチの連続障害を無事にクリア。1･2コーナー中間のハードルも越えて、向正面へ入りました。ここで7番手に下がり、7号障害を跳んだあとには10番手に後退。8号障害を飛越してからは、前の馬群とやや離される格好で勝負どころをカーブしました。直線ではバテた1頭を交わしたものの、巻き返しは叶わないままで、勝ち馬からは2.6秒差の9着で入線しています。
「ブリンカーの効果はあり、自分から進んでいく気配があったので、積極的に運んでくれました。いいポジションをとってからは、抱えながらの飛越･追走で、これならば、上位にはくるだろうと期待していました。しかし、2周目から流れが速くなると、ついていけませんでした。せっかく前半でいい位置がとれていたのですが…。最後まで止まっていないものの、緩急のきついペースは対応が難しいのかもしれません。いい結果を出せず、申し訳ございませんでした。上がりはいまのところ特に問題はありません。レース後の状態をまたよく見ておきます」(西園翔太調教師)
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24/02/17 小倉 障害オープン |
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2月17日(土)小倉･障害オープン(芝3390ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの504kgでした。
レースでは、スタートはまずまずも出脚がひと息で、出ムチをふるって進めました。最初のコーナーは後方4番手でカーブ。向正面の障害飛越でポジションを少し上げ、後方5番手で逆回りのカーブから襷コースに向かいました。大きくポジションが変わることはなく、かたまった馬群の後方3番手で順回りの3･4コーナーをカーブし、ホームストレッチの連続障害もクリア。ただ、前の馬群からは離され気味となり、鞍上がステッキを入れながら懸命に促していきました。しかし、反応は良くなく、2周目の向正面では後方2番手に後退。その後も前の集団からは離される一方でした。直線に入ってからも追い上げるような脚はなく、最後は勝ち馬から4.0秒差の12着に敗れています。
「かなり気合をつけていったのですが、なかなか進んでいきませんでした。馬場が悪かったので、なるべく良いところを選びましたが…。また、少し間隔が空いた分というのもあったのでしょうか…。体が大きい馬で、さらに絞れた方がいいと思います。調教はビッシリとやっているのですが、季節的にも絞りづらい部分はあり、まだ重たさを感じましたし、絞れる余地がありそうです。勝った時も暖かさが残る時でしたからね。
飛越はやはり上手で、さすがオープン馬だなと感じます。気持ちの面は年齢を重ねるにつれて落ち着きがさらに増してきてしまっているのかなとも感じますが、やはり肉体的な部分で少しずつ暖かくなるにつれて変わってくるかどうかが鍵ではないでしょうか。上がりの歩様で気になるところはありませんでした」(小野寺騎手)
「飛越そのものは問題ないのですが、それ以外のところでなかなか進んでいきませんでした。調教では本馬なりに動けていたものの、休み明けの分はあったと思います。ただ、もともとの部分でもあるのですが、年齢を重ねて、よりズブくなってきました。ジョッキーもその点は感じていましたね。このあとは短期のリフレッシュを挟んでから福島戦への出走を目指していく方針です。同じ形が続いてしまってもいけませんから、次走以降に関しては、ブリンカーかチークピーシーズの着用を検討します」(西園翔太調教師)
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23/12/09 阪神 障害オープン |
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12月9日(土)京都･障害オープン(ダート3110ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの508kgでした。
レースでは、スタートで少しタイミングがあわず後方から。鞍上が促すものの、思うように進んでいかず、そのままじっくりと構えました。1周めのホームストレッチを中団やや後方で通過し、連続障害も難なくこなし向正面へ。なかなかポジションを押し上げられなかったものの、襷コースを利して、わずかに位置を上げました。3コーナーの勝負どころで全体のペースが上がると、鞍上のアクションも一段と強くなります。しかし、思うように進んでいかず、先頭とは大きく差が開いたまま直線へ。最後まで上位争いに加わることができなかったものの、最後までバテることなく、しっかりと脚を伸ばしました。数頭を交わしての6着でレースを終えています。勝ち馬とは1.8秒差でした。
「近走はしっかりとスタートを決めてくれていましたが、今日は二の脚がつかず、なかなか進んでいきませんでした。道中も促しながらの追走で、襷コースを使って、いくらポジションを押し上げられたかなといった程度です。行きたいところでギアが入らず、最後までワンペースのままだったという印象でした。しかし、道中は追い通しだったものの、最後の直線まで決してバテることなく、最後は5着まで上がれるかといった内容でしたから、本馬のスタミナはなかなかのものだと思います」(小野寺騎手)
「申し訳ありませんでした。ただ、内容としては悲観するものではなく、最後までしっかりと伸びてくれていたように、展開ひとつで結果は違ったのではないでしょうか。今のところ、脚元･馬体は問題ありませんが、これまでの経緯もありましたから、今後の状態をよく見てから次走を決めていきましょう」(西園翔太調教師)
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23/11/04 東京 秋陽ジャンプＳ |
11月4日(土)東京･秋陽ジャンプＳ(障害ＯＰ･芝3110ｍ)に59kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの508kgでした。
レースでは、スタートのタイミングは良かったものの、なかなか進んでいかず、控えるかたちとなりました。1周目最初のコーナーを後方3番手で通過。コーナリングはスムーズで、ポジションをわずかに押し上げてホームストレッチに入ります。3連続障害の飛越も問題なくこなし、縦長の隊列のやや後方で1･2コーナーへ。
向正面に入ってからもじっくりとリズムを整えながら追走しました。ただ、レース後半では少し苦しくなってきたのか、なかなかスピードに乗れず、一気にポジションを押し上げることができません。後方3番手で直線に入った時点では前とはかなり差がありました。そこからも上位争いに加わるような末脚は発揮できず、最後はバテた数頭を交わしての入線。勝ち馬と3.3秒差の10着でレースを終えています。なお、入線後にジョッキーが下馬しています。
「申し訳ありませんでした。スタートの反応は良く、ゲートからしっかりと出していきました。ただ、序盤がかなりハイペースでした。どこかのタイミングでペースが落ちれば、上がっていくことも考えていましたが、2週目向正面あたりから進みが悪くなってしまいました。しっかりと乗り込み、十分過ぎるほどの仕上がりでしたし、いつものズブさとは違う感じではありました。ただ、レース中に明らかに歩様に異常があったわけではなく、障害の着地等も大丈夫でした。しかし、ゴールをしてから一気に歩様が乱れてしまいました。大変申し訳ありませんでした」(小野寺騎手)
「特別戦でメンバーも強く、逃げ馬がかなり速いペースで逃げていましたから、そういう流れも本馬にとっては厳しかったのでしょうか。今日は別の競馬場に臨場しているため、現地からの報告となるのですが、入線後に歩様に違和感を感じ、また馬自身も止まるような感じがあったため、念のため下馬したとのことです。馬運車で移動して、すぐにチェックを行いましたが、右トモの落鉄以外は特に異常は認められていません。前走も右前脚が気になったとの話でしたし、念には念を入れ、無理せず下りてくれたのではないでしょうか。なので、いまのところ右前脚についての異常はありません。トレセンに戻ったあとの状態もしっかりと確認しておきます」(西園翔太調教師)
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23/08/12 小倉 障害オープン |
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8月12日(土)小倉･障害オープン(芝2860ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの502kgでした。
レースでは、スタートを五分に決めて押して行きましたが、最初の障害は6番手で飛越。一旦は5番手となるも、ふたたび6番手で襷コースに差しかかります。4番手に浮上してバンケットへ。順回りに入り、正面スタンド前で内から前との差を詰めました。一気に2番手まで上がり、水濠障害を飛越。逃げ馬とは3･4馬身ほどの差をつけられ、向正面に突入しました。途中からジョッキーが懸命に押して、先頭へ並びかけようとしたものの、相手に振り切られてしまいます。ムチを入れて食い下がりますが、3コーナーでは3番手に後退。ダートコースを横切り、直線で最後の障害を跳んでからも、上位人気2頭の激しい争いに加わることはできませんでした。3着は確保してゴール。2番人気の勝ち馬とは0.7秒差でした。
「飛越を含めて、レース内容は非常に良くなっていますね。今回は開幕週の芝に対する適性の差が出て、ジリっぽくなってしまいました。それでも、途中から動いていくことができましたし、止まらず頑張ってくれました。もう少し時計のかかる馬場であれば、さらにいい競馬が見せられるはずです」(小野寺騎手)
「よく頑張ってくれました。速い馬場が堪えた印象ですが、道中の進め方は良かったですし、さらに上向く感触を得ることもできました。入線後、ジョッキーが下馬しました。小野寺騎手曰く『右前脚が気になる』とのことでしたが、上がりのチェックでは問題ありません。暑さの影響で、走り追えたあとに疲れが出たのでしょうか。栗東ＴＣに戻ってからの状態もよく確認したうえで、今後の予定を決めたいと思います」(西園翔太調教師)
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23/06/04 阪神 障害オープン |
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6月4日(日)阪神･障害オープン(ダート3110ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの504kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると、促して最初の障害飛越に向かいました。他馬の落馬のアクシデントもありましたが、本馬は6番手のポジションで1周目のホームストレッチへ。若干ながら飛越が不安定なところもありましたが、位置をキープして、コーナーをカーブし、襷コースへと向かいました。襷コースでも隊列に大きな動きはなく、6番手のまま順回りの1･2コーナーをカーブして向正面へ。そこからは徐々に進出を図り、一旦は3番手に上がりました。ただ、周りのペースアップもあり、5番手に下がって最後の3コーナーへ。促しながら進み、4番手あたりで直線へと向きました。直線のダートコースでの追い上げに期待がかかるものの、他馬と脚色は変わりませんでした。大きくバテることはありませんでしたが、ライバル数頭に交わされ、7着でのゴール。勝ち馬とは0.5秒差でした。
「頑張ってくれて、差のない競馬はしてくれたのですが…申し訳ございませんでした。ジョッキーは『状態は良かったです。コースなどにも慣れてくれば、もっとやれると思います』と話していました。阪神競馬場の障害が久しぶりで、序盤は詰まるような感じの飛越ではありましたが、レースの後半は徐々に安定していました。この部分についてもジョッキーは『慣れてくれば問題ない』と話しており、阪神競馬場の固定障害でも経験を重ねていけば、さらに飛越は安定しそうです。レースを使いながらキャリアを重ねていきたいところですが、今後についてはジョッキーとも相談しながら、状態面も見たうえで次走目標を検討していきます」(西園翔太調教師)
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23/04/29 新潟 障害オープン |
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4月29日(祝･土)新潟･障害オープン(芝2890ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの506kgでした。
レースでは、スタートはほぼ五分に出て、テンは少し促しながら進めます。中団やや後方からの競馬となりますが、しっかりと流れには乗っていました。飛越も若干低く映ったものの、大きくスピードが落ちることなく、無難にクリア。1番人気馬が後続を大きく離して逃げている展開でしたが、2周め向正面の連続障害あたりから各馬が動き始め、本馬も外に進路をとって仕掛けていきます。3コーナーあたりでは5番手集団に進出し、ステッキも入れてさらに押し上げていきました。直線の障害もきちんと飛んで、懸命に前を追いかけます。しかし、しぶとく脚を伸ばしたものの、前も止まらず、5着での入線。逃げ切った勝ち馬とは1.7秒差でした。
「着順は下げてしまったので、悔しいところもありますが、内容は良かったかなと感じています。勝ち馬が逃げて強い競馬をするなか、最後までよく走ってくれました。小野寺騎手も『3着だった前走よりも内容はずいぶん良くなりました。具合も良かったと思います。久々でも飛越はより安定しましたし、この流れだったので、前半のポジションは後ろになったものの、いいリズムの走りで、途中からジワジワと上がっていけました』と手応えを得ていました。たしかにイメージしていたより競馬での飛越も安定していましたし、前半で後ろから追走しているなかでも跳びの大きないい走りをしていました。斤量差もあったので、勝ち馬とはもっと差を詰められるかなと思っていましたが、その点は相手が予想を上回る強さでした。それでも、この内容ならば、オープンの流れにもすっかり慣れたと言えるでしょう。またレース後の状態を確かめて、小野寺騎手と次走の予定を検討していきます」(西園翔太調教師)
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23/02/18 小倉 障害オープン |
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2月18日(土)小倉･障害オープン(芝3390ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの506kgでした。
レースでは、五分のスタートを決めると促して先行の構えを見せますが、他馬も速く最初のコーナーには中団あたりになりました。前半は中団のインに収まって追走。順調に飛越もクリアし、バンケットを越えて順回りに入ったところからジワッと動いていきます。外から好位3番手まで進出し、そのまま流れに乗っていこうとしたものの、向正面ではふたたび遅れ始めてしまいました。それでも、鞍上がステッキも入れて懸命に気合をつけると、なんとかくらいついて盛り返します。馬場の真ん中で前を射程圏に入れられるくらいのいいポジションで直線へ。最終障害も無難に飛んで、しぶとく脚を伸ばし、馬体を併せた3着争いを制してゴール。勝ち馬との差もそれほどなく0.3秒でした。
「よく頑張ってくれました。オープンに上がってからの2戦もポジションをとって運ぶことを意識していましたし、その効果も出てきましたね。少し前後に出入りはしましたが、これまでよりも流れに乗れていて、成長がうかがえました。芝でのトップスピードには物足りないところはあるものの、気持ちさえ入っていれば、長く脚を使える持続力は持っているので、外を回る形でも問題ないと思っていました。ストライドが大きいので、インで窮屈になるより良かったですし、ちょうど馬場のいいところも通れて、最後までしぶとく伸びてくれました。ひと叩きして具合が上向いていたこともありますね。まだ課題は残すものの、オープンでの競馬にも目処は立ったと思います」(小野寺騎手)
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23/02/04 小倉 障害オープン |
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2月4日(土)小倉･障害オープン(芝3390ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から+4kgの508kgでした。
レースでは、スタートは五分に出たものの、ダッシュはひと息で、ステッキも入れて行き脚をつけます。中団のやや前めで運び、連続障害をスムーズに飛んだあたりで、好位まで進出。2番手で流れに乗って、襷コースのバンケットまでをクリア。しかし、順回りに入ったところから、徐々に遅れてポジションはふたたび中団に。飛越はやや低いところはありましたが、概ねスムーズ。ただ、障害間の行きっぷりがいまひとつで、最終3･4コーナーも鞍上が気合をつけながらの追走。先団からやや離されて直線へ。大きく盛り返すほどの脚色は見られず、中団で流れ込んでの入線となりました。勝ち馬から2.2秒差の9着に敗れています。
「最後は苦しくなりましたが、前半は流れに乗って運べました。もともとポジションをとって運びたいと考えていたので、いい形にはなりました。1回使って、中身からもっとしっかりしてくるはずです。着順こそあまり変わりなかったですが、途中まではオープンのペースにも対応していましたし、飛越も良かったので、今後に繋がる競馬にはなったと思います」(小野寺騎手)
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22/10/29 新潟 障害オープン |
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10月29日(土)新潟･障害オープン(芝2850ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの504kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、仕掛けて行き脚をつけ、中団から。前半の飛越は無難にこなし、中団馬群の中で運びます。しかし、1･2コーナーの障害飛越がいまひとつで、2周めに入ると、飛んで着地するごとに勢いが鈍り、徐々にポジションを下げてしまいました。鞍上が懸命に促すものの、反応はひと息で、集団から少し離れた後方で直線へ。最後までバテてはいないものの、大きく盛り返せる伸び脚はなく、最後は勝ち馬から秒1.8差の10着に敗れています。
「途中までは良かったのですが、ひとつリズムを崩してから、追走も苦しくなりましたね。バテている様子は見られませんでしたし、気持ちの部分もあったと思います。オープンの流れにもまだ慣れていく必要があるでしょう。間を詰めて使いましたので、ここで一旦リフレッシュを挟みます。栗東ＴＣへ戻ってから、今日のうちに島上牧場へ放牧の予定です。なお、上がってきて右前脚を落鉄していました。後半から飛越も反応もひと息でしたから、落鉄の影響もあったと考えられます。幸い蹄にダメージはありませんが、念のため注意していきます」(安藤助手)
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22/10/15 新潟 障害未勝利 |
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10月15日(土)新潟4R･障害未勝利戦(芝2850ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの502kgでした。
レースでは、スタートを五分に切ると、促して中団から。飛越は無難にこなし、スピードが落ちることなくスムーズな追走でした。1頭がやや引き離して逃げるなか、1周めホームストレートでは中団前めにつけます。2周めに入ると、4番手から2番手とさらにポジションを上げました。3コーナーから早めに逃げ馬を追いかけようとしますが、やや反応が鈍く、鞍上が懸命にステッキも入れて押していきます。差を詰めるのに手間取ったものの、4コーナーで外のライバルと併せて、ようやく前を捉えて直線へ。そこからは最終障害を問題なくクリアして、単独先頭へと抜け出します。残り200ｍを切って、後続も追い上げてきますが、リードをキープしたまま踏ん張り、見事に1着での入線となりました。障害転向後、嬉しい初勝利となり、平地と合わせて通算4勝めを挙げています。勝ち時計は3:04.8、2着馬とは0.3秒差でした。
「障害を始めた頃からセンスの高さを見せていたので、結果を残すことができて良かったです。ありがとうございました。ズブいところがあるのでしっかりと動かしました。3コーナーから思ったよりも長く追いましたが、4コーナーでなんとか先頭に立って直線を向けたのが良かったです。抜け出してからも、一度相手に抜かれてしまうとそのまま止めてしまいそうな感じもあったので、先頭を譲らないようにしっかりと最後まで追いました。飛越に関してもほぼノーミスで頑張ってくれました」(小野寺騎手)
「キッチリ決められて良かったです。ありがとうございました。いまのところ上がりは問題ありません。あくまでレース後の状態を見極めてからとしますが、いまは具合が良いので、このままもう一戦することも視野に入れて調整していきます」(矢作調教師)
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22/09/25 中京 障害未勝利 |
9月25日(日)中京･障害未勝利戦(芝3000ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から+12kgの502kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、促して中団につけました。飛越は若干低いところもありましたが、概ね無難にクリア。道中はやや縦長の展開のなか、6番手を追走していきます。2周め3コーナーあたりで仕掛け、徐々に前との差を詰めて好位へ進出。3･4コーナー中間の障害では3番手に上がり、先行していた2頭に外から並びました。そこから交わしきりたいところでしたが、ライバル2頭の脚色が良く、直線を向くと、ジリっぽい伸びの本馬はふたたび遅れてしまいました。叩き合いを繰り広げる前2頭にリードを大きく広げられてしまったものの、最後まで粘り強く踏ん張り、3着は死守してゴール。勝ち馬とのタイム差は1.8秒でした。
「勝負どころで並びかけ、まだ手応えもあったので、いけると感じたのですが…。思ったよりも前の2頭が強かったです。こちらもバテずに最後までジリジリと脚は使ってくれています。今日はスタートをしっかり切れましたし、促しながらではあったものの、ある程度のポジションをとれました。最後はリードを広げられてしまい、着順も3着で変わりありませんでしたが、内容としては前進できたと思います。飛越もだいぶ安定してきましたね」(小野寺騎手)
「本馬の強みを生かし、早めに動いていってくれました。いい感じで並んでいったので、これならいけると思いましたが、ジョッキーも話していた通り、前の2頭が強かったです。飛越はやや低めではありますが、だいぶ安定して、スピードをロスする感じはなくなりました。優先権があって、具合もいいですから、このまま続戦するつもりで調整していきます」(安藤助手)
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22/07/09 小倉 障害未勝利 |
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7月9日(土)小倉･障害未勝利戦(芝2860ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの490kgでした。
レースでは、スタートはゆっくりで、促すも後方から。飛越は無難にクリア。襷コースに入る手前で転倒した馬を避け、押しながら勢いを戻してバンケットを越えました。その後の障害も問題なく飛び、順回りの1コーナーでインから進出を開始。後半は1頭が後続を引き離して逃げる展開になるなか、3番手に上がりました。そのまま直線を向きましたが、逃げ馬との差は大きく、なかなか縮まりませんでした。最終障害を飛越した後、ジワジワと伸びて、2番手に迫ったものの及ばず、最後は3着での入線となりました。勝ち馬とのタイム差は2.8秒でした。
「飛越は初戦よりも安定しましたね。ただ、スタートからの進み具合がひと息でしたし、道中もモッサリした感じがあって、スッと動けませんでした。それでも、終いは伸びていましたし、バテない強みはあります。確実にレベルアップしていますし、使いつつもっと良くなりそうです」(小野寺騎手)
「飛ぶのは初戦よりうまくなっていましたし、前進はできたと思います。モッサリとしたところはもともとの性格的なものもあり、平地の頃からの課題ですからね。ふたたびチークピーシーズなど馬具を着けることも検討しましょう。バテない強みは相変わらず発揮してくれましたし、雨の影響で重かったとはいえ、直線の芝でも伸びていたあたりも収穫でした。暑い時期に続けて出走しましたし、またレース後の状態をよく見ておきます」(岡助手)
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22/06/19 阪神 障害未勝利 |
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6月18日(土)阪神･障害未勝利戦(ダート2970ｍ)に60kg小野寺騎手で出走し、馬体重は前走から+4kgの498kgでした。
レースでは、スタート･ダッシュともにひと息で、後方からとなりました。飛越もそれほど速くなく、着地も不安定な場面が見られました。遅れてしまわないように、鞍上が促しながら追走。襷コースあたりで前との差を詰めたものの、順回りに入ったところでふたたび位置取りを下げてしまいました。最終障害も後方でジャンプ。そこから4コーナーで最内をロスなく捌いて、ポジションを上げました。しかし、直線で目立った伸び脚は繰り出せず、勝ち馬から1.2秒差の6着で入線しています。
「不安定さや着地のまずさなどありましたが、それでも大きくは崩れませんでした。止めようとする感じはなかったものの、道中は促しながらでしたし、そこを攻めていって飛ばしていたので、着地のバラツキについてはその分もあったと思います。上積みはまだ感じますし、一度実戦を経験してもっと良くなるはずです」(小野寺騎手)
「ガラリ一変でいきなり好勝負とはいきませんでした。それでも、不安定さは見せながらもジョッキーの感触は良かったです。まだ上積みもあると話していましたし、障害試験から実戦と続けている流れのまま、もうひとつ使いたいと考えています」(矢作調教師)
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22/05/22 東京 丹沢Ｓ |
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5月22日(日)東京･丹沢Ｓ(ダート2100ｍ･ハンデ)に53.0kg松岡騎手で出走し、馬体重は前走から-2kgの494kgでした。
レースでは、スタートは五分に出たものの、行き脚はそれほど速くなく中団から。向正面で押して動き、好位のすぐ後ろくらいまで進出。4コーナーでも鞍上が気合いをつけて進めていったものの、外を回った分もあって、徐々に遅れてしまいました。ふたたび中団あたりで直線を向くと、そこから盛り返す脚色はなく、最後は後方で流れ込んでの入線でした。勝ち馬から2.7秒差の15着に敗れています。
「申し訳ございませんでした。具合も良かったですし、条件的にも合うと思っていますが…。ジョッキーは、『ペースも速いことは覚悟していましたが、強気に攻めていって、力を出し切るように心掛けた』と話していました。終い少し伸びて、着を拾うというよりは、勝負にいってもらった結果だと思います。この後に関しては障害転向を本格的に見据えて調整していきましょう」(矢作調教師)
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22/04/10 阪神 大阪−ハンブルグＣ |
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4月10日(日)阪神･大阪-ハンブルクＣ(ＯＰ･芝2600ｍ･ハンデ)に50.0kg酒井学騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの496kgでした。
レースでは、五分のスタートを切るも、行き脚がつかず後方からの競馬となりました。後方3番手のポジションで最初のコーナーをカーブして向正面へ。道中は馬群の内でジッと我慢しながら進めました。大きく隊列が動くこともなく、馬群はひと塊りで3コーナーへ。4コーナーに向かうあたりから徐々にペースが上がり始め、鞍上が促していったものの、少しずつ前から離されるような形となってしまいました。直線に入ってからも、大きくバテるようなことはありませんでしたが、巻き返すような脚もなく、最後は勝ち馬から1.3秒差の9着での入線となっています。
「最後までバテずに頑張って走ってくれました。ただ、勝負どころで置いていかれてしまったように、このあたりは上のクラスの分というのもあるのでしょうか。今後については、仕切り直して一旦放牧に出す予定です。中間に取り入れていた障害練習などを含め、色々と方向性を探っていければと考えています」(矢作調教師)
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22/02/27 阪神 松籟Ｓ |
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2月27日(日)阪神･松籟Ｓ(芝3200ｍ･ハンデ)に53.0kg酒井学騎手で出走し、馬体重は先週の前走から増減なしの496kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、促して前へつけ、前半は3番手から。ゆったりとしたペースで流れ、1周めホームストレートで早くも他馬が動き始めましたが、好位のインをキープして運びました。そのままいきたいところだったものの、2周めからペースが速くなると、3コーナーから徐々に後退し、4コーナーでは最後方になってしまいました。バテずに最後まで走り、極端に離されることはありませんでしたが、順位は上げられず、10着に敗れています。勝ち馬とのタイム差は1.7秒でした。
「前半からいいポジションがとれましたし、芝でもしっかりと流れに乗っていたので、期待したのですが…。酒井騎手は『芝も苦にしていませんでしたし、この距離の流れなので、うまく前のポジションがとれました。ただ、勝負どころから速くなるとついていけませんでした。それでも、最後までバテずに自分のペースでは走り切っています。スタミナはありますね。理想はダートの長丁場でしょうか』と話していました。連闘のこの距離のレースでも、一生懸命に最後まで走り切ってくれているので、なんとかしてあげたいところです。また条件面も含めていろいろと検討を重ねていきます」(宮内助手)
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22/02/19 東京 金蹄Ｓ |
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2月19日(土)東京･金蹄Ｓ(ダート2100ｍ)に56kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの496kgでした。
レースでは、五分のスタートからやや押して勢いをつけていきました。道中は中団の外めを追走。3･4コーナーで外めから押し上げていこうとしましたが、反応はひと息で、後方にポジションを下げてしまいました。直線、懸命に追われたものの、目立った伸び脚は見られず、勝ち馬から2.4秒差の15着に敗れています。
「この距離になってもっと楽に行けるかと思っていたのですが、テンから押していかないとなかなかスピードに乗らない感じでした。ジョッキーも『最後までバテずに一生懸命走っていた』と話していましたし、上がってきてもケロッとしていました。スタミナという面では申し分ないのですが…。もっと消耗戦の展開になるか、このクラスのペースに慣れていく必要があるのかもしれません。またいろいろと考えながら調整していきます」(宮内助手)
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21/11/27 阪神 茨木Ｓ |
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11月27日(土)阪神･茨木Ｓ(ダート1800ｍ)に55kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から増減なしの494kgでした。
レースでは、五分のスタートを切りましたが、押していっても行き脚がいまひとつで、中団後ろからとなりました。道中はまずまず流れに乗っていたものの、3コーナーから鞍上が促していっても、なかなか位置を上げていけませんでした。4コーナーから直線に掛けては、後方のポジション。最後まで大きく止まることはありませんでしたが、目立った伸び脚でもなく、バテた馬を交わした程度で入線となり、勝ち馬から2.0秒差の12着に敗れています。
「スタートは良かったのですが、やはりこの距離は忙しいですね。ダートの長丁場も番組が限られますし、芝の長距離戦を試してみてもいいかもしれません」(坂井瑠星騎手)
「前走よりスムーズな競馬はできていたものの、やはりもっと距離は欲しいですね。ジョッキーからは『芝の長いところを試してみては』との提案がありました。このクラスで、ダートで2000ｍを超えるレースは限られていますし、来年からは出走決定順も変わって、節間が必要になるでしょうから、ダートを本線にしながら、芝の長距離戦も視野に入れていく形を考えたいところです。リフレッシュを図ってから、また次の目標を検討していきましょう」(安藤助手)
なお、上がりの歩様は問題なく、阪神競馬場からそのまま島上牧場へ放牧に出ています。
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21/10/30 阪神 西脇Ｓ |
10月30日(土)阪神･西脇Ｓ(ダート1800ｍ)に55kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から+10kgの494kgでした。
レースでは、ゲートで潜りかけ、体勢を整えなおすところで、スタートが切られてしまい、ダッシュも速くなく後方からとなりました。道中も最後方を追走。3･4コーナー中間から押して動いていくも、なかなかポジションを上げられませんでした。直線で大外から追い込みを狙いましたが、目立った伸び脚はなく、最後は勝ち馬から1.5秒差の15着に敗れています。
「ゲートのタイミングも合いませんでしたし、追走から忙しく、やはり距離はもっと欲しいと感じました。また、北海道で乗っていたころは弾むようないい歩様をしていたのですが、そのころに比べると、ちょっと動きにも物足りなさを感じました」(坂井瑠星騎手)
「ゲートで潜り込んだ直後にスタートが切られてしまい、痛かったですね。距離も覚悟はしていましたが、やはり忙しかったです。距離短縮ということも考慮して、ブリンカーを着けて臨んだものの、その効果がどうだったかという感じの競馬にもなりませんでした。申し訳ございませんでした。クラスも上がったので、今後も距離は大事になるでしょう。リフレッシュを挟んでから、2000ｍを超えるレースを中心にまたあらためてやっていきたいと思います」(矢作調教師)
なお、上がりの状態は問題なく、阪神競馬場からのそのまま島上牧場へ放牧に出ています。
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21/10/10 東京 ２勝クラス |
10月10日(日)東京･ダート2100ｍ戦に55kg三浦騎手で出走し、馬体重は前走から-4kgの484kgでした。
レースでは、スタートを決めると、押して先行。勢いがつくと、4番手の外に収まって流れに乗りました。あまり出入りもなく落ち着いた展開のなか、そのまま好位のポジションを追走。4コーナーでジワッと進出を開始し、前に並び掛けて直線へ。先行勢での追い比べが続き、なかなか抜け出せないでいたものの、懸命に脚を伸ばしていきました。粘り強く追われ、最後の最後でグイッと前を交わして先頭に立ち、1着でゴール。嬉しい3勝めを飾っています。勝ち時計は2:13.9、2着馬とは同タイム･クビ差でした。
「最後までよく頑張ってくれました。いい背中をしていて、返し馬から具合が良いと感じました。跳びが大きいので、ハナを切って、淡々としたペースで逃げるくらいでもいいかもしれません。それでも、ラストでよく差し切ってくれました。乗り味は良いのですが、まだトモに緩さを感じました。そのなかでもこれだけ走ってくれるのですから、力がありますね。ありがとうございました」(三浦騎手)
「ありがとうございました。攻めから上向いている感じがあったので期待していました。最後までしぶとくよく伸びてくれましたし、長距離戦は合っていますね。ちょっとペースが落ち着いていたので、展開的には向いていないなと感じていたのですが、それで勝ちきってくれましたから、着実に力をつけてきているのでしょう。まだトモに緩さがあると話していたくらいですし、伸びしろも見込めますので、今後も楽しみです」(矢作調教師)
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21/09/18 中山 松戸特別 |
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9月18日(土)中山･松戸特別(ダート2400ｍ)に54kg戸崎騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの488kgでした。
レースでは、スタートがややゆっくりで、押して行き脚をつけ、先行していきました。1周め3･4コーナーで2番手に上がって、そこからは流れに乗っての追走。2周め向正面で、ペースが落ち着くと、外から1頭捲っていきましたが、すぐには反応せず、先に行かせました。2周め3コーナー手前で動き始め、捲ってハナを奪った相手を2番手から追い掛けましたが、4馬身ほど前に出られており、4コーナーの立ち上がりでは、さらにリードを広げられてしまいました。直線で懸命に追うも、差を詰められるような伸びはなく、最後は脚色が鈍って、内から後続にも交わされ、3着での入線となりました。勝ち馬とのタイム差は1.7秒でした。
「休み明けの分でしょうか、ちょっと勢いがつくのに時間が掛かっていました。速い脚がないので、長い距離のダートは合っていると思います」(戸崎騎手)
「勝ち馬にうまく運ばれてしまったところもありましたし、休み明けの分、ちょっと動きが重たかったかもしれません。先行する形に持ち込んでもらいましたが、テンは押しながらで脚を使う場面も見られました。ここを使って、また上向いてくると思います」(岡助手)
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21/07/18 函館 渡島特別 |
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7月18日(日)函館･渡島特別(ダート1700ｍ)に54kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から-6kgの486kgでした。
レースでは、ゲートを五分に出たものの、ダッシュは他馬の方が速く、中団後ろから。1･2コーナーで最内から外へ出して、道中は中団の外を追走。3コーナーで全体のペースが上がると、本馬も押して動いていきました。しかし、なかなか前との差が詰まらないまま直線へ。追われても脚色はジリジリでしたが、鞍上の懸命な檄に応えて、最後まで粘り強く伸び、4着まで進出してゴール。昇級戦でも上位入線を果たしています。勝ち馬とのタイム差は0.7秒でした。
「最後はよく頑張って追い上げてくれました。ただ、やっぱりもっと距離が欲しいですね」(坂井瑠星騎手)
「しぶとく伸びてくれました。距離が短いということは覚悟するなかでも、上位まで追い上げてくれたので、今後に向けては大きな収穫となったと思います。着実に力をつけてきてくれていますし、クラスが上がってもやれる手応えは十分に得ました。秋には東京･ダート2100ｍ戦なども使ってみたいところですね。ひとまず、ここで一旦リフレッシュを挟みます。回復具合を見てからですが、元気ならば、札幌戦の芝を試してみることも検討しましょう」(矢作調教師)
なお、レース後、函館競馬場から追分Ｆリリーバレーへ放牧に出ています。
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21/07/04 函館 １勝クラス |
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7月4日(日)函館･ダート2400ｍ戦に54kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から+6kgの492kgでした。
レースでは、ほぼ五分のスタートを切ると、軽く促して先行。1周め4コーナーでは外から2番手につけて、そのまま流れに乗っていきました。2周め3コーナーから全体のピッチが上がると、本馬も仕掛けて動き始めました。逃げ馬と馬体を併せて2頭で後続とのリードを広げると、直線を向いてもマッチレースが続いていましたが、残り200ｍを切ったあたりで交わしきり、先頭に立ちました。抜け出してからも脚色は衰えず、堂々と1着でゴールを駆け抜けています。嬉しい2勝めを飾りました。勝ち時計は2:34.9、2着馬とは0.4秒差でした。
「ありがとうございました。攻めの感触は少し重たいながらも悪くなかったですし、ワンペースなのでこの条件は合うと思っていました。きっちり対応してくれましたし、積極的に運んで、いい競馬ができました」(坂井瑠星騎手)
「ありがとうございました。調教で跨ったジョッキーの進言もあって、こちらの距離を選択した部分もありました。その分、本人が自信を持って乗っていましたね。追い切ってから雰囲気も良くなっていて、パドックでの周回もいい具合でした。いろいろと試していく中で、姫路の交流競走で勝ってくれたり、今回のようなダートの長距離戦で勝ってくれたりと、期待に応えてくれるので、本当に馬には頭が下がります。ただ、今日はメンバーに恵まれた感もありましたし、クラスが上がると、こういった条件も少なくなるので、今後もいろいろと検討していく必要はあるでしょう。それでも、ひとまずいい結果が出せて良かったです」(矢作調教師)
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21/05/01 東京 １勝クラス |
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5月1日(土)東京･ダート1600ｍ戦に56kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走2月の姫路戦から-7kgの486kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、押して先行の構えを見せました。しかし、他馬の行き脚の方が速く、道中は中団に収まっての追走。3･4コーナーの勝負どころで仕掛けていきましたが、なかなかギアがあがりませんでした。直線、馬場の真ん中から追い上げていったものの、脚色はジリジリでした。それでも、最後まで止まることはなく、7着で入線しています。勝ち馬とのタイム差は1.7秒でした。
「進んでいこうとする気持ちに欠けますね。テンも押していきましたが、行ききれませんでしたし、勝負どころでもなかなかポジションを上げていけませんでした。それでも、促されれば最後までバテずに走っていました。現状では独特の緩さと前向きさに欠ける部分から、持っている力を出しきれていない印象です。心身ともに成長すれば、もっとやれると思います」(坂井瑠星騎手)
「気持ちの問題ですね。最後まで伸びていましたし、もっとピリッとしてくれば、十分通用する手応えを感じました。現状では自分から走ろうとする気持ちに欠けるので、次走はさらに距離を延ばすことも考えましょう。芝も視野に入れてもいいかもしれません。6月以降の古馬混合戦なら軽量で出走できますし、短期放牧を挟んでから、そこを狙っていきたいと思います。なお、左前脚を落鉄していましたが、上がりの歩様には問題ありませんでした」(矢作調教師)
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21/02/18 姫路 妙見山特別 |
2月18日(木)姫路･妙見山特別(ダート1400ｍ)に55kg吉村騎手で出走し、馬体重は前走から-1kgの493kgでした。
レースでは、スタートから強めに促していきましたが、なかなか行き脚がつかず、中団後方からとなりました。徐々に勢いに乗せると、向正面ではうまく外に出し、一気に2番手まで進出。3コーナー手前の早めから鞍上がさらに仕掛けて、押し上げていくと、前に並び掛けるようにして4コーナーをカーブ。直線を向いて先頭に立つと、フラつく面も見られましたが、懸命に脚を伸ばしてリードを広げ、最後は後続の追撃も許さず、1着でゴールを駆け抜けました。勝ち時計は1:30.3、2着馬との差は3馬身でした。
「ありがとうございました。これまでに乗ったことのないくらい大きな跳びで、難しいところはありました。また、まだトモも緩く、フラつく面がありましたし、気持ちの部分でも、ボーッとしているところがあって、なかなか前半は進んでいきませんでした。それでも、最後までよく踏ん張ってくれました」(吉村騎手)
「結果を出せて良かったです。ありがとうございました。ジョッキーもうまく乗ってくれました。まだ課題はありますが、いろいろと使いながら、経験を積んでいくというなかで、勝利を決められたことは大きかったと思います。なんとか1400ｍに対応してくれましたが、距離はもう少しあったほうがいいでしょう。また状態を見ながら、次のプランを検討していきます」(矢作調教師)
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20/12/19 中京 未勝利 |
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12月19日(土)中京･芝2000ｍ戦に53kg◇藤田菜七子騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの494kgでした。
レースでは、スタートを決めると、少し促して先行。2番手をとり、道中は流れに乗せて、これまでよりも積極的に運びました。そのまま前で立ち回りたいところでしたが、3･4コーナー中間で勢いが見劣ると、ペースを上げてきた後続に飲み込まれて中団へ。直線でも盛り返せる脚はなく、さらに後退してしまいました。最後は勝ち馬から3.4秒差の15着に敗れています。
「スタートもしっかり出てくれましたし、行き脚もついたので先行していきました。ただ、1･2コーナーでハミをとってくれませんでした。福島戦で跨った感触や前走の走りを見たイメージでは、行きっぷりがいまひとつでも徐々にハミをとって勢いがついてくると思っていたのですが、今日は違っていました。まだ緩さがあって、ダートだとハミに頼ってくるのですが、芝だとバランスがとれて走れているため、かえってハミに乗ってこなかった印象です。勝負どころでも促していったのですが、ハミをとってくれませんでした。バテて後退したというよりは、グッと気持ちが入ってこなかったという感じです。バランスがとれていたように、芝の走りはいいのですが、現状ではダートで競馬を覚えていった方がいいかもしれません」(藤田菜七子騎手)
「このタイミングで芝を試してみましたが、結果に繋がらず、申し訳ございません。スタートから行き脚もつきましたし、芝の走りも悪くなかったので、いいかなと思ったのですが…。結果的にはちょっと積極的に行き過ぎていた部分もあったかもしれません。まだキャリアを積んで、いろいろと課題をクリアしていく必要があります。この経験も今後に活かしていきたいところです」(矢作調教師)
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20/12/06 中京 未勝利 |
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12月6日(日)中京･ダート1800ｍ戦に55kg戸崎騎手で出走し、馬体重は前走から-8kgの492kgでした。
レースでは、スタートを決めると一旦は先行の構えを見せました。しかし、行き脚はそれほど速くなく、道中は中団外めからの追走。4コーナーでジワジワと押し上げて直線へ。外からの差し切りを狙って追われると、少しずつ勢いに乗って前を交わしていきました。残り100ｍあたりからもうひと伸びするなど、最後までしぶとく追い上げたものの、上位3頭に及ばず、勝ち馬から0.8秒差の4着で入線しています。
「今日はしぶとく脚を伸ばしてくれました。ポジションは中団だったものの、スタートもスッと出て、無理なく運べていました。掴みどころがわかりにくい面はありますが、今回のように間を詰めた方がいいタイプでしょう。優先権も得ましたし、このまま続戦を考えています。連闘後となりますので、トレセンへ戻った状態はよく見ておきます」(矢作調教師)
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20/11/28 阪神 未勝利 |
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11月28日(土)阪神･ダート1800ｍ戦に55kg坂井瑠星騎手で出走し、馬体重は前走から+2kgの500kgでした。
レースでは、まずまずのスタートを切ると、行き脚も悪くなく、好位やや後ろにつけていきました。向正面で少しポジションを下げて中団を追走。そこから勝負どころで上がっていきたいところでしたが、思ったよりも反応が見られず、直線でもジリジリとした脚色で、中団のままの入線となりました。勝ち馬から3.2秒差の8着でした。
「隣の馬がガタガタしていても、枠内では落ち着いていて、ゲートはスムーズでした。楽にポジションもとれたのですが、勝負どころからペースが上がると、なかなかギアが変わらず、遅れてしまいました。背中の感触はいいのですが、全体的に緩さがあって、シャキッとしていないので、緩急のついた流れになると、まだうまく対応できない印象です。それでも、気持ちの部分では、最後まで諦めず、盛り返そうと走ってくれていました。使いつつ変わってくると思います。将来的にはもっと距離があってもいいように感じましたが、いまはこれくらいの条件で、経験を積んでいくのが合っていそうです」(坂井瑠星騎手)
「昨日(金)もゲートを確認し、今日も問題なく決めて、前半はいいポジションをとれていたので、いい形に持ち込めるかと思ったのですが…。着実に良くなってきていますが、そのスピードはスローな印象です。まだ緩さを残していますし、攻め馬を含めて、もっと良化を促していきたいところです。使いつつさらに変わってくるように努めます」(矢作調教師)
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20/11/01 福島 未勝利 |
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11月1日(日)福島･ダート1700ｍ戦に53kg◇藤田菜七子騎手で出走し、馬体重は前走から+4kgの498kgでした。
レースでは、やや頭が高い姿勢ながらもタイミングを合わせてゲートは出ました。しかし、すぐに前が狭くなって後方から。促しながらではあるものの、前走より行き脚はつき、向正面では中団の外までポジションを上げました。3コーナーからはさらに押して進出を開始。4コーナーから直線に掛けて、まだモタつく場面も見られましたが、最後まで脚を伸ばして、5着で入線。2戦めで前進を見せました。勝ち馬とのタイム差は0.9秒でした。
「ゲートは問題ありませんでしたね。最後までよく頑張ってくれました。ただ、まだ子供っぽいところが見られます。自分から走る気持ちが出てきてくれれば、もっと変わってくると思います」(藤田菜七子騎手)
「メンバーに恵まれた部分もありましたが、直前の調教でも感触が良かったですし、前進できてまずはホッとしています。ゲートは大丈夫でしたし、距離が延びたことも良かったですね。優先権を得ているので、有効なうちに出走したいと考えていますが、間を詰めてゲートの練習もしましたので、短期放牧を挟むつもりです。ジョッキーも話していたように、まだ子供っぽい面を残していますが、経験を重ねつつ、さらに上向いてくるでしょう」(矢作調教師)
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20/10/17 京都 新馬 |
10月17日(土)京都･新馬戦(ダート1400ｍ)に55kg国分優作騎手で出走･デビューし、馬体重は494kgでした。
レースでは、スタートのタイミングは悪くなかったものの、行き脚がつかず後方から。道中も押していきましたが、なかなか勢いに乗れず最後方の追走となりました。直線、最内からジワジワと反応して、少し追い上げましたが、中団まででした。最後は勝ち馬から2.3秒差の12着で入線しています。
「ゲートで待たされているときに両隣りに馬が居なかったので、寂しがってチャカチャカしていました。出のタイミングはそこまで遅くなかったものの、ダッシュがつきませんでした。昨日(金)の調教で跨らせてもらい、前向きさが足りないということも聞いていました。実戦でもまだ走る方に気持ちが向いていません。それでも、直線はジリジリと伸びていて、バテて止まってしまうということはありませんでした。レースを経験して、変わってくるはずですし、もっとテンから行きっぷりが良くなれば、いい競馬ができると思います」(国分優作騎手)
「走りは悪くないのですが、調教から前向きさが足りず、なかなか時計を詰められずにいました。実戦でも課題がそのまま出てしまいました。ゲートなどでも幼さを見せていました。注意までで済んでいますが、また確認しておきます。ここを使って、少しでも気持ちが乗ってくれば、変わってくるはずです」(宮内助手)
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